誰もが子供の頃に飲む牛乳
日本人は学校給食で誰もが牛乳を飲みますよね。ですが、大抵クラスに一人は牛乳が嫌い(苦手)で、イヤイヤ飲まされていた同級生がいたのではないでしょうか。
実はこれには明確な原因があるんです。日本人は乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)と言って、牛乳を飲むことで便秘や下痢になってしまう体質の方が多いです。
酪農を古くから行ってきた欧米人と比べて、日本人は乳製品を昔からあまり摂ってこなかったため、実に3人に2人が“乳糖不耐症”であるといわれています。
人によりこの症状が強く出るか軽めに出るかが違いますので、軽い方も含めると実に80%の日本人は、乳糖不耐症だとも言われています。思った以上の人数だとビックリされる方が多いと思います。僕も初めてこのことを知った時は、いろんな疑問が頭をよぎりました。
みんな牛乳は体に良いと言ってるけど..
学校給食でもずっと採用されているのになんで。
体に良いからみんな飲んでるんじゃないの。
などなど、これまでの自分自身の常識が根底からひっくり返された感じですね。ただ実際問題、乳糖不耐症の人は牛乳を飲んでも乳糖を十分に分解することができません。そのため小腸で吸収できずに大腸まで牛乳が流れ、大腸の腸内細菌によって酸やガスが発生します。
ですので、あなたのお子さんがもし牛乳が嫌いでも全然問題ないと言うことです。むしろそれは当然の反応なのです。
牛乳のカルシウム量は意外と少ない
牛乳=カルシウムというイメージがありますが、実は特別カルシウムも多い食品ではありません。衝撃のデータをお見せします。100gあたりのカルシウム量を以下のように比較するととても分かりやすいです。
【100gあたりのカルシウムの量】
■ 牛乳 110mg
【魚介類】
□ 干しえび 7,100mg ⇦ 注目
□ 煮干し 2,200mg ⇦ 注目
□ ひじき(乾)1,400mg ⇦ 注目
□ 桜えび 690mg
□ しらす干し 520mg
□ ししゃも 350mg
□ ほっけ(開き) 160mg
【その他】
□ ごま 1,200mg ⇦ 注目
□ パセリ 290mg
□ 厚揚げ 240mg
□ 大根の葉 220mg
日常であれば、カルシウムは他の食品から十分な量を補給できます。わざわざ便秘や下痢になるかもしれないリスクを取ってまで牛乳にこだわる必要は全くありません。
魚介類には多くのカルシウムが含まれており、ゴマやパセリ、大根の葉などからもカルシウムは十分補えます。昔から日本人は畑を耕し、野菜や肉や魚を食べてきました。農耕民族だったのです。なので良質なタンパク質をしっかりと食べて来れた民族なので、牛乳は必要ありませんでした。
タンパク質は豆腐や納豆など大豆からしっかりと取れますからね。そして小魚やひじきで牛乳以上にカルシウムを補えます。つまり日本人にそもそも牛乳は必要ないのです。
背を伸ばすのに良い食べ物
ちなみに背を伸ばしたいならひじきがおすすめです。上の数値でも100gあたり1,400mgものカルシウムが含まれており栄養価抜群です。しかもお腹を壊す心配もありません。
僕自身、高校生入学時に身長が低くけっこう悩んでいた頃、母が買ってきてくれた『背を伸ばす本』の中で、ひじきがおすすめされていました。
それですぐに母にお願いしてひじきを食べる回数を増やしてもらったら、実際に高校時代に15cmも背が伸びたのです。そしてその頃から牛乳を飲むのを辞めました。僕自身が初めて、
世の中の常識とは一体なんだろう。
と疑問に思った体験でした。これまでの常識では、学校給食に牛乳が導入され、カルシウムが豊富で体に良いとさんざん言われてきました。ですが実際は違っているわけです。
なぜ本当の正しい情報が僕ら国民に伝わって来ないのか。その根本原因についてはまた別の機会にお伝えしたいと思います。
【牛乳の本質まとめ】
■ その1:日本人の8割は牛乳が体に合わない
■ その2:乳糖不耐症だと便秘や下痢になる
■ その3:ひじきや小魚でカルシウムは十分補える
このような有益な情報を配信しているメルマガにご登録ください。
■ Amway活用豊かさメルマガ