食生活は習慣です。
食生活は習慣です。この世界一の健康食とされている和食を食べるための習慣を、いかに自分自身や家族に用意することが出来るかが大切です。その都度何を食べようかとか、どちらにしようかと迷うのは習慣ではないです。甘い食べ物を無理やり我慢するのは習慣ではないです。そもそも食べたいと思わなくなる、というのが習慣です。
例えば、忙しすぎて自炊ができないと言うのなら、まずは「忙しい」という課題を解決することが先決です。もし「稼がなければいけないじゃない」と思い込んでいるのなら、毎月かかっているお金がどれほどなのかを細かく把握しましょう。その中で不必要な出費はどんどん削減しましょう。家賃の安い田舎の家に引っ越せば「稼がないといけない」金額は当然減ります。仕事もほどほどにして時間をなるべく作り、できた時間で野菜の自家栽培に力を入れれば食費も減るし自炊への意欲も自然と高まります。
僕自身は完璧な人間ではないですが、現代社会のサラリーマン生活に疲弊して実家に逃げ帰るように戻りました。世間体を捨てて自分自身を第一優先にしたのです。世界中の全ての人に「嫌われても構わない」というくらいの決断をしないと辞めることができませんでした。嫌われる勇気を出したらそれから状況がかなり改善されて今に至ります。
今現在、絶好調だぜ。という方はそのままの生活で構わないと思いますが、どこかしんどかったり家族のなかに不和が多かったり、精神的に疲弊しているというのは、きっと何かのサインだと僕は考えています。それは本来の自分が活かされていないという合図であり、きっとあなたがあなたらしくそのままでももっと活かされる場所が他にあるんじゃないかと思うのです。
なぜそう思うかと言うと、僕自身がまさにそれだったからです。僕と言う人間ははっきりいってサラリーマン時代も今もそれほど変わっていません。ですが今の方が多くの方に影響を与えているし喜ばれてもいます。
人それぞれ生活の状況が違うので一概には言えませんが、現代の疲弊する厳しい競い合いの生活から、どの部分からでも良いので「脱却」していくことが豊かになる近道なのかもしれません。時間ができるとさまざなことを学び実践することが出来るようになります。試行錯誤できるしこどものような疑問も徹底的に調べることもできます。興味がある講演会に出向いたり、趣味趣向が合う人に会いにも行けます。
お金も大切だけど、時間の方がもっと大切だと言われるのはそのためです。生活習慣を改善し自炊や和食を増やし、自分で野菜を育ててみることで、畑や土のありがたさや食べてることへの感謝、地球環境や自然への興味が湧き、多くの人が改心しより良い世界の構築につながっていくのかもしれません。
畑仕事はたしかにいろいろ大変ですが、野菜を育てるのは人間ではなくあくまでも土であり自然です。微生物であり雨であり太陽です。それこそが自然の恵みであり大切に残していく必要がある根本だと思うのです。
僕はそう考えています。