人の健康と美容に不可欠な栄養素である、食物性たんぱく質の効果効能についてお伝えします。
たんぱく質は体に必須の栄養素
プロテイン(たんぱく質)と聞くと筋肉マッチョが飲む飲み物。というイメージの方が多いかもしれません。ですが実は人間の体は体全体の約16%がたんぱく質でできています。※60パーセントは水分です。
筋肉、肌、髪、爪はたんぱく質からできており、人間の臓器でたんぱく質を含まない器官はありません。人の体にはもともとたんぱく質が必須なのです。
たんぱく質の人体における各臓器の含有量
- 髪の毛 約90%
- 筋肉 約80%
- 心臓 約60%
- 皮膚 約60%
- 脳 約45%
- 骨 約30%
このように体の臓器や器官は多くの部分がたんぱく質で構成されているわけです。しかもプロテインという言葉も、ギリシャ語で「最も大切なもの」という意味があります。
ギリシャ語で「最も大切なもの」という意味
19世紀頃、生物に砂糖や油のみ与えると早く死亡してしまうが、たんぱく質を与えると長生きすることがわかり、この名前が付けられたのです。
現代の食事事情は肉食が盛んなため、動物性タンパク質を摂取する機会が多いですが、日本人は本来、大豆から作られた味噌、醤油、麹などの食物性タンパク質を多く摂取しながら生きていきました。
たんぱく質不足により大腸癌も増加
日本人の腸は欧米人に比べ長く、食物性たんぱく質を吸収するのに優れています。逆に肉などの動物性タンパク質は合っていません。女性の便秘が多く、男性の下痢が多い理由もここに起因しており、そのせいで大腸癌が毎年増え続けているのです。
日本人の大腸癌が増加し続けている
- 肉食が増えたことにより腸の調子が悪化
- 腸の調子が悪化することで便秘や下痢に
- 結果的に大腸癌が増え続けている
ですので、健康維持と美容のためには、この食物性たんぱく質を補ってあげることが重要であるということです。
美肌に良いと言われるコラーゲンも、たん白質+ビタミンC+鉄によって形成されます。美容にもタンパク質が必須であることがよくわかりますね。
筋肉系プロテインの落とし穴
筋肉増強系のプロテインはホエイプロテインが使われています。ホエイプロテインのメリットは
- たんぱく質の吸収が早い
- 筋肥大への効果が高い
という良い特徴があります。
とはいえ、牛乳から作られる動物性プロテイン(たんぱく質)であるために、そもそも日本人の腸には合っていません。また、味をおいしく飲みやすくするために添加物や砂糖が入っていることが多く、筋肉は付きやすいかもしれませんが、長期的にみたときに健康を損ねることが考えられます。
- 添加物が大量に入っている
- 砂糖が大量に入っている
- 動物性たんぱくは日本人の腸に合わない
日本人に必要なのは大豆から作られる植物性たんぱく質なのです。見た目の華やかさを重要視する前に、体の内側からの美しさに目を向けてあげなければ本当の美は実現できないです。
必須アミノ酸とアミノ酸スコア
人間の体に必要なアミノ酸(たんぱく質)は20種類あります。その中でも体内で作れない9種類が必須アミノ酸と呼ばれます。人は進化の過程で必須アミノ酸の合成能力を失ったと言われており、植物や菌類は20種類を自ら作れるのです。
アミノ酸スコア
食品に含まれている9種類の必須アミノ酸のバランスを表す数値がアミノ酸スコアです。
これはお風呂の桶現象ともいえるもので、摂取した9種類のアミノ酸の中で一番低い栄養価の値しか栄養として体に吸収されない仕組みになっています。
1日に必要なたんぱく質の量
1日に必要とするたんぱく質の量は厚生労働省が発表しています。年代ごとに差はありませんが18歳以上の成人の場合だと、男性が60gで女性が50gが基本となります。
1日に必要なたんぱく質【厚生労働省のデータより】
- 1〜2歳 男性20g 女性20g
- 3〜5歳 男性25g 女性25g
- 6〜7歳 男性35g 女性30g
- 8〜9歳 男性40g 女性40g
- 10〜11歳 男性50g 女性50g
- 12〜14歳 男性60g 女性55g
- 15〜17歳 男性65g 女性55g
- 18〜70以上 男性60g 女性50g
小さなお子さんがいらっしゃる場合は、年齢により細かく分かれています。これを通常の食事から摂取しようとすると以下のようになります。
→ 卵 8個(脂質摂りすぎ)
→ 納豆 7パック(無理)
→ ステーキ3.4枚(脂質摂りすぎ・動物性)
卵8個を毎日食べるのは不可能ですし脂質を取りすぎてしまいます。納豆好きでも毎日7パックも不可能ですし、納豆の大豆の質にも問題があります(遺伝子組み換えなど)
ステーキに至っては脂質の取りすぎと、そもそも動物性タンパクなので日本人の超には相性が悪いです。こう考えると日々の食事から1日の必要量を摂取することは難しいのです。現代は豆腐もやわらかい絹ごしが定着していますが、昔の豆腐にくらべて大豆の使用量や栄養は格段に減ってしまっています。
そもそも食生活が欧米よりに変化しているため、豆類を食べる機会自体も減っています。そのうえ野菜の栄養価自体もかなり低下しているのはあなたもご存知かと思います。
このように野菜の栄養価がずいぶんと減っていることに加えて、遺伝子組み換え食品も増加しているので、きちんと有機農法で育てた大豆を使用している植物性のプロテインでたんぱく質を補わなければならないということです。
たんぱく質の効果効能
1日の必要量のたんぱく質が不足すると、免疫力の低下、髪の毛のダメージ、代謝の低下、疲れやすくなる、貧血、爪が弱くなる、肌荒れ、月経不順、便秘、下痢などの東洋医学でいわれる不定愁訴の症状が出てきます。
これは体が栄養素の不足を訴えている症状だと思ってもらえればいいです。健康と美容が密接な関係があることがここでもよくわかりますね。
たんぱく質の効果効能とは
結局のところ、たんぱく質の効果効能というのはものすごいものです。それはただ単に筋肉マッチョを目指せるとか、ダイエットに有効とかそういったレベルの話ではありません。
もともと人間の体にはたんぱく質が必要不可欠であり、健康維持と健やかな毎日に必須だということです。特に日本人は植物性のたんぱく質が必要で、それが不足すると体のあちこちに不調をきたします。そして美容にも良くないのです。
美容は栄養不足のサイン
栄養というのは生命に関わる臓器から行き渡ると言われています。
まずは心臓や脳や各臓器に栄養が使われ、余った栄養で皮膚・髪・爪を形成します。つまり体の表面の美容と結びついている部分の調子が良くないということは、そもそも栄養不足を教えてくれているサインなのです。
あなたの命にはすぐに関わらない場所で、なおかつ見た目で栄養不足がわかるように出来ている人体の素晴らしい仕組みです。たんぱく質をしっかりと摂取している人は見た目も若々しくエネルギーに溢れたものとなります。
筋肉やダイエットはマーケティング目的で使われる常套手段ですが、その本質をしっかりと理解していただければ、効果効能はテレビや雑誌で言われている以上のものがあるのことがお分かり頂けるかと思います。
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・ニュートリプロテインの効果は?世界売り上げNo1の実力と人気の要因
・アムウェイのトリプルXの成分が究極【世界売り上げNo1サプリメントメーカー】
プロテインが必要な理由【動画】
記事の内容を動画でも解説していますのでご覧ください。
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