何事も取り組むにはパワーを要します。朝起きるのも、ダイエットをするにも、気になる女の子に話かけるのもです。良い習慣を継続できれば、必ず良い結果につながりますが、どうやってそのパワーを得れば良いのでしょうか。
物事を成すのには確かに長い時間を必要とします。ですが、自分を変えるのに必要な時間は「たったの5秒です」と聞くと、あなたはどう感じるでしょうか。
これはアメリカのテレビ番組の司会者や、メンタルトレーナーとして有名なメルロビンズさんが提唱している法則で、「5秒の法則」「メルロビンズの法則」などと呼ばれているやり方です。人気番組TEDのYouTube動画は何と1900万回再生を誇ります。
人は何かやりたいと思ったり、やる必要があるなと思考してから、5秒以上経ってしまうと、すぐさまやらな言い訳を考え出します。これはホメオスタシス(恒常性維持機能)という人間の脳が変化を嫌う習性があることに起因しています。なので、何か行動を起こすなら、脳がやらない言い訳を考える前の「5秒の間」にすぐさま行動に移すことで人生が好転するという教えです。
例えば、何か疑問を感じたら、5秒以内にスマホを取り出し、検索を始めるのです。あの女の子に話しかけたいと思った瞬間が来たのなら、何を話すか決めるその前に、とりあえず先に声をかけるのです。そして声をかけた後で、話すことが何かないか考えるのです。検索してからその物事について、考えはじめれば良いのです。
この5秒ルールを守って生活すると、2〜3週間でそれ自体が習慣化されていきます。で、実際に統計学と心理学では効果が実証されているのです。より良くなりたいとか、何らかの結果を出したいと望むなら、とにかく素早い行動が大切です。
言い訳を頭で思考してしまう前に、これまでとは違った行動を起こしてしまうことで「次はどうしたら良い?」と考えるようになるからです。
どれだけ待ってみても、あなたがやる気になる瞬間は永遠にやってきません。
人というのは現状維持を好むように、遺伝子レベルで組み込まれてしまっているので、チャンスを待っていてはただ時間が過ぎるだけなのです。これは僕も普段の生活でよく感じることです。
例えば、動画をアップするとその後コメントや評価が出るのでがぜんやる気が出てきますし、サプリメントを飲み始めることで、前よりも健康についての情報が氣になり始めます。
ダイエットセミナーの参加者さんは実は痩せている人がほとんどなのですが、これは意識が高い人が集まるからなのです。人は考えるだけではなく、行動してこそ現状を変えていけます。
なので、人生を好転させている方は、言い訳を思いつく前のこの“5秒”で、さっと行動に移している人だ、ということを覚えておいてください。この “5秒” の間に行動することこそ、人生をより良くするヒントがあることを実際に体験してみて欲しいです。
ピッと何かを感じたらパッと行動に移しましょう。
これを「ピッパの法則」と呼んだりもします。
とは言え、僕自身は5秒ルールを常に自分に課している.. という訳ではないんですが (^^;
それでもこれまでの人生で、
■「めんどくさいことが豊かな人生を創る」
■「めんどくさいことこそ人の役に立つ」
というマインドが備わりました。
5秒以上かかる時もあるけれど、めんどくさいなーと思うことこそ、丁寧に着実に実行して行くことが結果につながることを身をもって体験してきました。それは「トライアスロン」だったり、「YouTube事業」だったりで、自分では実証済みの体験なのです。
まずは気軽に最初の5秒の間に行動に移してみるということをやって頂きたいです。5秒の間に行動してしまうことで、必ず次の体験につながりますし、動き出してしまえば勢いがつきます。
やりたいと思ったことは行動すれば良いのです。
そして、やりたくないことはお断りして良いのです。
全ての選択権は自分の心にあるし、人目や人にどう思われるかは関係ありません。自分にしか自分自身が豊かになる方法はわからないのです。豊かさを広げて行くためにも、この5秒ルールを活用し、行動を起こしていきましょう。
■ 自分を変えるのに必要な時間 || メル・ロビンズ
それでは本日は以上です。
またご連絡いたします。
岡本