2016年から運営している登録者数2万人超えのチャンネルが、2019年4月に収益化を外されて、再審査2回目で10月24日に収益化再審査通過しました。
ちなみに2019年5月にもチャンネルが収益化復活していますので、その際の経緯は以下にまとめています。
再審査2回目で合格したわけですが、1回目の審査まではどうせダメだろうと4ヶ月間放置していました。1回目の申請時は何も変更を加えずダメ元で申請を出しましたが数日後に不合格となっていました。
そこで大幅に動画を削除して、この度申請を出したところ4日後に再審査に合格しました。
収益化再審査通過について動画で解説
動画内でお伝えしている通り、収益化復活したチャンネルの特徴は以下の通りです。
収益化復活チャンネルの特徴
- 登録者数は2万人超え
- シナリオはブログ記事を参考にオリジナル
- 音声はAIトーク(機械音声)のナレーション
- 背景は画像の切り替えがベースでたまに映像あり
- テキストはテロップ式でスクロールもあり
- 新しいクリエイターツールでは収益化になっていた
YouTubeの収益化基準として、やはり中身がオリジナルなのかどうかが重要です。
ただ、いくらテキストの中身がオリジナルであったとしても、それがスクロール動画で音声がなければかなり収益化は難しいでしょう。
なぜかというと、以前から規制されているコピペスクロール動画と認識されてしまう可能性があるからです。
このチャンネルはオリジナルの文章をテロップ式で表示して、さらにナレーションで読ませているというのがポイントかもしれないですね。ぜひご自身のチャンネルの収益化の参考にしてください。
チャンネルを収益化するために必要なこと
チャンネルの収益化のためには、何度も言いますがやはり中身がオリジナルであることが重要です。
一番良いのは撮影顔出しですね。これは誰がどうみたってオリジナルだと判断できます。ただ、顔出しは恥かしかったり仕事関係の方にバレたくないとか、自分を前面に出したくないという方はかなり多いです。
ですので、これまであったようなテキストスクロール動画のようなやり方で、チャンネルを運営したい方が多いんだと思います。
顔出し声出しなしのチャンネルでの収益化
今回の復活から考えるに、こうした顔出しや声出ししないチャンネルで収益化させるには、オリジナリティが大切だと感じます。
撮影はするけど顔出しはしないパターンのチャンネルがありますが、僕が運営している2万5千人登録のチャンネルはこの撮影系パターンです。
ただ、それだとチャンネルを伸ばすには労力もかなりかかってきますし、そもそも撮影をしに外に出かける必要がありますよね。
となると家の中だけで完結するようなやり方として、今回の僕の収益化復活したチャンネルは参考になるでしょう。
- オリジナルのシナリオを作成する
- ナレーションを入れる
- 動画作成は外注する
それぞれについて解説します。
その1:オリジナルのシナリオを作成する
しっかりとオリジナルのシナリオを作る必要があります。
情報源はウィキペディアやブログで、そこで学んだことを自分なりにまとめてひとつの動画にしていく感じです。情報を集めてそれをわかりやすくまとめるというイメージで大丈夫です。
引用ということで文章をそのまま使う部分もあって良いですが、その配分に関しては全体の30%以下が理想ですね。であれば元から長期トレンドネタ(いつ見ても通用するネタ)のオリジナルシナリオを作るのが良いですね。
ゆっくり解説動画などはそんな感じですよね。
その2:ナレーションを入れる
オリジナルの文章であっても、それを読み上げたほうが収益化の可能性は高くなります。
もちろん人の声の方がオリジナリティは高いですが、ゆっくり実況なども機械音声を使用していますから、全くダメなわけではないです。
オリジナルの文章には自信を持ってナレーションを入れて、動画のクオリティを高めましょう。ナレーションを入れるソフトは色々とありますので、ご自身で検索してみてください。
僕の場合はAIトークという有料ソフトを利用しています。
その3:動画は外注してクオリティを高める
動画自体もなるべく動きがあったほうが面白くなりますから、画像だとしても左右上下に動かしたり、いろいろなエフェクトを使用したほうが良いでしょう。
このチャンネルの場合は、動画作成は外注さんにお願いしていました。
自分でシナリオを作成し、そのうえ動画作成もしていたら3日に1本とかのペースになってしまいますし、副業でできるレベルじゃなくなります。
なので、多少お金をかけてでもクラウドワークスなどで動画編集を外注してしまうことをお勧めします。しっかりとオリジナルのシナリオと、ナレーションがあればあとは動画自体は外注するのが早いですね。
著作権違反にならないように使用する画像はフリー画像を中心にするのもポイントです。
顔出し声出しなしチャンネルの収益化まとめ
実際、このチャンネルの動画を作るのには1日かかっていました。ですが顔出しも声出しもいらないので、労力が多少かかってもやる価値はあるのかもしれないですね。
チャンネルは需要の高いジャンルを選び、世の中が関心があるトレンドをしっかりと意識して、情報をまとめて伝えることを意識しましょう。
教育的価値の高いコンテンツを作っていくイメージです。
一時期、YouTubeの収益化は撮影系や人の声のナレーションじゃないとダメだとまで言われていたことがあります。ですが実際にこうやって収益化再審査に通過した事例があるわけなので、ぜひ諦めずにチャレンジしてほしいなと思います。
ぜひ参考にしてください。