MacでSkype通話を録音!フリーソフトの使用でヘッドセットやイヤホンもOK

Macを使っていて画面録画する方法としてはQuickTimePlayerがあります。

私もよく利用させていただいていますが、この標準装備のフリーソフトの場合、Skype通話の相手の音声は録音されません。

ですので、今回はフリーソフトのみでMacでSkype通話を録音する方法をご紹介いたします。

[aside type=”normal”]ちなみに、以前は別のフリーソフトであるcallnote(コールノート)というものを使用していました。最初はスムーズでよかったのですが、使っているうちにだんだんとバグが発生するようになり、今では使用しなくなりました。[/aside]

今回ご紹介するやり方の方が、バグもなくスムーズですのでおすすめです。

 

PC画面(YouTubeなど)の音と自分の声を録音する場合は、以下の記事をごらんください。この度のやり方とほぼ同じで、細かな設定が少し違うだけです。

MacでのSkype通話の録音に必要なフリーソフト

必要なフリーソフトは、LadioCastSoundflowerという二つのソフトです。

なぜこれらのソフトが必要で、何のために使われているのかなどは私は実は理解していません笑

ですが、とにかくSkypeの会話が録音できれば良いので、そのあたらいはあまり理屈っぽくならずにささっとインストールしていきましょう。

インストール方法は、こちらの記事で詳しく書いていますので落ち着いてゆっくりとご覧ください。

画面の音と自分の声を録音する、いわゆるゲーム実況などの場合と、今回のSkype通話の録音では、使用するフリーソフトは全く同じです。

違うのは、入力や出力部分になってきますので以下でそこの部分をご紹介いたします。

Skype通話の録音の設定

今回のSkype通話はイヤホンとヘッドセットを使用することを前提にお話していきます。

ちなみに私がこれまで使用していたのは、iPhoneの標準でついてくるイヤホンマイクで、これまで二年以上このマイクを使用してきました。

その後、もう少し音質にこだわりたいということで、Logicool(ロジクール)というメーカーのゲーミングヘッドセットG433を購入し使用しています。

こちらが私が使用しているヘッドセットとイヤホンマイクの写真です。

図の丸い部分に注目していただきたいのですが、どちらも端子が4極プラグといわれるものになっています。

このタイプの端子であれば、イヤフォンのマイクとスピーカーを別々に認識してくれますので、今回の録音が可能となります。

Skype(スカイプ)側の設定

まずはSkypeアプリを開きましょう。

① すると上の方に点々3つのボタンがありますのでそこをクリック。
② その中のオーディオとビデオの設定を開きます。

① マイクの接続をあなたのお持ちのイヤホンマイクにします。
 (私の場合はG433のゲーミングヘッドセット)

② スピーカーをSoundflower(2ch)を選択します。

以上でSkype側の設定は終了となります。とりあえず、スカイプは起動したままにしておきましょう。

Macのシステム環境設定

Macのシステムの環境を設定しておきましょう。

リンゴマークをクリックし、システム環境設定を開きます。

この中からサウンドをクリックします。

出力Soundflower(2ch)にします。

同じく入力をお使いのイヤホンマイクにします。

これでシステム環境設定は終了です。

デスクトップでの入出力設定

ちなみにこの入出力の設定は、デスクトップ画面からも可能です。

オプションキーを押しながら音声のアイコンをクリックすると画面のように選択できます。

  • 出力Soundflower(2ch)
  • 入力をお使いのイヤホンマイク

 

LadioCastの設定

LadioCastの設定については、画面録音とほとんど同じになります。

理屈はともかく、まずは同じように設定してみてください。

  • 入力1 → Soundflower(2ch)メインとAux1をクリック
  • 入力2 → G433 Gaming Hedset (使用するイヤホンマイクを選択)Aux1をクリック
  • 出力メイン → G433 Gaming Hedset (使用するイヤホンマイクを選択)
  • 出力 Aux1 → Soundflower(64ch)

G433 Gaming Hedsetというのは私のヘッドセットマイクです。この部分では、あなたが使用するイヤホンマイクを選択してください。

QuickTimePlayerの設定

ここまでの設定ができましたら、あとはQuickTimePlayerで画面録画をしていきます。

QuickTimePlayerの設定は簡単です。まずはQuickTimePlayerを立ち上げます。

ファイルから ② 新規画面収録をクリック。

① 録音ボタンの右にある下矢印をクリック。
② マイクをSoundflower(64ch)を選択。

QuickTimePlayerの設定もこれで終わりです。

あとはこの状態のまま、録画ボタンを押して録画を開始します。

開いておいたスカイプで、いつも通り通話を開始してください。イヤホンマイクでのあなたと相手の通話が全て録音され、開いている画面も録画されます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

一度この記事を読んだだけでは、すごく難しく感じるかと思います。実際私も設定などにけっこう苦労しましたが、なんとかできるようになった感じです。

設定は、きっとまた忘れてしまうので、このように記事で残しておかないとまたできなくなるでしょう笑

スカイプは、通話相手と画面共有なども可能ですので、その画面を録画しながら全ての音声もきちんと録音されます。このやり方をマスターすればかなり便利ですよね。

全て無料ソフトだけで出来てしまいますので、落ち着いてゆっくりとひとつひとつ設定してみてください。

私の場合は、コンサル生さんとの対談音声を録音する時にこの方法で録音していますね。録音された音質はとても良いので、今後もこの方法でスカイプ通話を録音するさいは使用していきます。

スカイプ通話を録音するために色々と調べましたが、一番参考になった記事はこちらでした。