YouTube画面の『メンバーになる』ボタンって何だろう

YouTubeに画面に「メンバーになる」というボタンを最近見かけるようになりました。

このサービスは『チャンネルメンバーシップ』という名前のYouTubeの新サービスです。

チャンネルメンバーシップは、これまでゲーム実況者さんなどに先行で提供されていたのですが、最近は有名ユーチューバーさんのチャンネルでも徐々に始まってきました。

iOSのiPadやブラウザがSafariだと「メンバーになる」ボタンが表示されないとの報告があります。

チャンネルメンバーシップが始まっている

チャンネルメンバーシップを導入している、有名YouTuberさんのチャンネルTOP画面を見てみましょう。

フィッシャーズ

めぐみチャンネル

キズナアイ

このように、チャンネル登録ボタンの左に【メンバーになる】というボタンが追加されています。

 

水たまりボンドは動画で発表

スカイピースも動画で発表

スカイピースは少し遅れて2019年2月15日に発表しました。

もともとファンクラブも設立しているスカイピースですが、ファンクラブはこれまで通り継続した上で、ファンクラブとは別の動画などの特典をつけるとのこと。

また、チャンネルメンバーシップの収益をMVなどの制作費にあてると言われています。

メンバーになったら出来ること

試しにキズナアイちゃんの「メンバーになる」ボタンを押してみます。

するとキズナアイちゃんのメンバーになるための条件と、受け取ることのできる限定特典を見ることができます。

メンバーになる条件

チャンネルメンバーシップの料金は月額490円のようです。この金額はどのチャンネルであっても均一に設定されており、毎月支払えば限定特典を継続的に受けれるメンバーになることが可能です。

共通限定特典

  • コメントとチャットでメンバー用バッジを利用できる。
  • メンバー限定のカスタム絵文字が使用可能になる。

オリジナル限定特典(キズナアイの場合)

  • スポンサー特別動画が視聴可能。
  • NG動画集が視聴可能。
  • ボツ動画が視聴可能。
  • 公開動画の制作秘話が視聴可能。
  • オンラインゲーム収録時の告知。

キズナアイchの場合、これらの限定特典が受けられるようです。

コメントとチャットでメンバー用バッジが利用できることと、メンバー限定のカスタム絵文字が使用できるようになるのはどのチャンネルでも共通です。

オリジナル限定特典に関しては、チャンネル毎に会員限定ライブだったりNG動画公開だったりと違いがありました。

これが今回始まったYouTubeの新機能、チャンネルメンバーシップです。

一度メンバーシップ会員になっても、いつでも好きなタイミングで解約することができます。

フィッシャーズに寄せられたファンの本音

フィッシャーズのマサイさんのツイートをご紹介しましょう。

チャンネルメンバーシップのスタートを告げるこのツイートに、多くのいいねとリツイートがされたわけですが、喜んでいるファンだけではないようです

このマサイさんの投稿に対してファンからは意外な?反応が…

フィッシャーズファンの反応

チャンネルの視聴者層にもよるかもしれませんが、フィッシャーズのような学生などの若者が主な視聴者の場合、課金することへのハードルは意外と高いかもしれません。

月に490円とはいえ、学生にとっては結構高いわけです。何せこれまではネット通信費だけで視聴できていたのが突然有料じゃないと見られない動画があると言われるわけですからね。

もちろん好意的なコメントもあります。

さっそく登録した報告も上がってます。

新しいシステムでは批判や混乱はよくあること。しかも今回の新機能は課金の機能です。

これまでにもスーパーチャットという課金システムはあったものの、決定的な違いは課金しないとそもそも見られないコンテンツがあることではないでしょうか。

ですが月額490円というわりと低めのハードルが、今後どのように認知され広まっていくのか見ものです。

めぐみチャンネルやキズナアイちゃんなどはファン層的に、課金についてあまり問題にならないような気がします。

YouTubeのファンクラブ会員といった感じで、実際に限定特典のアイコンやオリジナル絵文字をチャットなどで見かけるようになると、より一層メンバーになりたい気持ちが増すでしょう。

実際にクリエイターに入る収益

 

クリエイター側の視点では、この490円の収益のうち、実際にもらえる金額は収益の70%です。

つまりメンバーさんひとり増えると、490円の70%分【343円が収益になります。月額制なのでメンバーであり続ける限り毎月343円が入ります。

メンバーシップの収益(概算)

メンバーシップ数 収益(概算)
10人  月 3,430円
100人  月 3万4,300円
1000人  月 34万3千円
10000人 月 343万円

 

メンバーが増えれば増えるほど収益は上がりますが、労力は変わりませんのでけっこう価値の高い収益モデルと言えそうです。

もちろんメンバーを維持する努力や、常に新しい動画をアップしていくことは必須ですが、メンバーの人数次第ではそれに見合った収益を得られるでしょう。

現段階では、クレジット カード手数料などは、YouTubeが負担してくれているそうです。これはありがたいですね。いずれは有料になったりするんでしょうか..

チャンネル運営者が収益を確認するには、【アナリティクス】→【トランザクション収益レポート】で確認できます。

チャンネルメンバーシップ資格要件

YouTubeチャンネルを運営されている方で、このメンバーシップ制度を導入したいと思われる方は多いでしょう。

それでは実際にどういうチャンネルがこの機能を導入できるのか見ていきましょう。

チャンネルメンバーシップ資格要件

  • チャンネル登録者数 3 万人以上。
  • チャンネルが YouTube パートナープログラムに参加している。
  • チャンネル運営者が18 歳以上。
  • チャンネル所有者が YouTube の利用規約とポリシーに同意し準拠している。
  • 有効な違反警告がない

これらの条件を満たせばチャンネルメンバーシップへの参加が可能となります。

参加が可能な状態なのかどうかは、

  1. 【動画の管理】→
  2. 【チャンネル】→
  3. 【ステータスと機能】→
  4. 【チャンネルメンバーシップ】

で確認することができます。

岡本のチャンネルはまだ3万人に到達していないので以下のような表記になっています。

YouTubeの収益化と、登録3万人を超えることは大きなハードルでしょう。

ですがここに向けて頑張るというモチベーションにはなるでしょうし、そもそも登録3万人くらいいないとチャンネルメンバーになってくれる濃いファンもあまりいないでしょう。

YouTubeが設定したこの基準を目標にしていきましょう。

さらに詳しく条件を確認したい方は以下のYouTubeヘルプを参照してください。
チャンネルメンバーシップの利用資格(YouTubeヘルプ)

まとめ

この制度が、今後日本で定着するかどうかはわかりません。

ですが少なくともYouTube自体は成功確率がある程度見込めているからこその機能追加だと思われます。

月490円という金額は、1日あたりに換算すると1日約16円です。こういう伝え方をした方チャンネル登録者さんも入りやすいかもしれませんね。

これまでのYouTubeの広告モデルだと、とにかく再生数が稼げた方が収益が高いわけなので、どしても無茶をしたりする傾向が強かったわけです。

ですが、このチャンネルメンバーシップが浸透すれば、よりマニアックな専門的チャンネルでも収益を安定化させることが可能となるのです。

これまでYouTubeはずっと無料で見られたコンテンツだったからこそここまで大きな媒体になったわけですが、YouTube premiumを始め、この度のチャンネルメンバーシップを導入したりと課金モデルを追加してきています。

個人的な見解では、おそらく数年後にはほとんど全てのチャンネルでチャンネルメンバーシップが当たり前のように導入されていて、好きなチャンネルのメンバーになるのも当たり前。という感じになっているんじゃないかなと。

ただ、この機能をしっかり活用できるチャンネルと、評判を落としてしまうチャンネルは出てくるでしょう。成功モデルをしっかりモデリングすることも必要となります。

また、今はまだ有名チャンネルしかこの機能は使えませんが、今後そのハードルは徐々に低くなっていくと思います。

それまでに、課金してメンバーになってくれるような濃いファンをいかにつくっておくか、ということがとても大切です。

さらに詳しい内容についてはYouTubeの公式ページをご覧ください。
「チャンネルメンバーシップの管理」(YouTubeヘルプ)

ABOUTこの記事をかいた人

okamototakaaki

日本初のYouTuberコンサルタント岡本です。私はユーチューブからの収益で生活しています。自分でも稼ぎながら、ユーチューバーさんのコンサルティングもしているのです。YouTubeを使って月10万円稼ぐ方法を、全くの初心者さんでも出来るようにゼロから教えています。まずはメルマガに登録して無料プレゼントを受け取ってください。ご一緒に豊かさを広げていきましょう。